DARLING in the FRANXX Season1,2 Opening

Season1

TVアニメーション「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の1期オープニング映像。
作品のテーマの一つである、対をなす赤と青の血をキーカラーとして使用。
1期オープニングでは赤、血液、花をメインモチーフとし、血液を連想させるうねりのような加工を映像全体に加えている。
クレジットアニメーションでは、作品の中でも重要なモチーフとされるXをイメージした斜めのラインを使用している。

 

Season2

TVアニメーション「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の2期オープニング映像。作品のテーマの一つである、対をなす赤と青の血をそれぞれOPのキーカラーとして使用。
2期オープニングでは青のキーカラーから、空・海・泡といったイメージをメインモチーフとしている。
メインモチーフが有機的なものが多いため、X-Particlesによる流体シュミュレーションや、タイポアニメーションにもゆらぎ・うねりを加えることで、細部に渡ってテーマに寄り添った表現を行っている。

Visual Design, Motion Graphics: Koji Aramaki, Yohsuke Chiai, maxilla

Process

Season2オープニングでは、セル素材とCG,モーショングラフィックスの新たな組み合わせ方を模索し、セルからパーティクルへのシームレスな変化を導入している。
セルからディスクや花のパーティクルへ変化するメインのオブジェクト、セカンドオブジェクトとして泡、花、粒子をシーン全体に使うことで、違和感なくシーンの一貫性を保っている。
パーティクルはすべてCinema4DのX-Particlesを使用して制作している。
場合に応じて、modifierのxpWind、xpTurbulence以外にもxpDomainのGasesousパラメータを使うことで、より複雑なうねりを持った動きを表現している。